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人生儀礼 着帯日から成人式まで

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おこたんcafeへ ようこそ

今回は「おばあちゃんの豆知識」ならぬ
「おこたんの豆知識」をお話します。

いのちを授かり、出産、子どもの成長とともに
・腹帯をまく
・お宮参り
・七五三
まだまだ思いつきますが、とりあえず神社やお寺へ・・・なんて事ありませんか?
私は、親に言われるがままに行事を行っていましたが、後から何をしにお参りしに行ったのかを知って残念でした。
「もっとちゃんと知っておきたかった! 息子たちよ、ごめんね!」

このような節目を『人生儀礼』といいます。
この節目に神社やお寺をお参りをして、これまでの成長に心から感謝をして、
「これからも誠心誠意生きてまいります!」
と決意することで、
ますます飛躍できる! 
といわれています。

妊娠から出産まで

着帯日・・・帯祝いともいいます。
いのちを授かった妊娠5か月の戌の日[ベビー・マタニティ用品を扱うお店のサイトなどに戌の日カレンダーが掲載されています]に、いわゆる「岩田帯」といわれるさらし木綿で作られた腹帯を巻いて、安産祈願をしにお参りする節目です。
神社やお寺によっては、自分で用意して持って行った「岩田帯」にご祈祷をしてくださる場合や、神社やお寺で用意した「岩田帯」にご祈祷して授けてくださることもあります。

産湯(うぶゆ)
生まれると直ぐに地元の水で沸かした産湯をつかわせます。
私は地元で出産していないので、これはできませんでしたが、息子たちは元気です笑

産着(うぶぎ)
産湯をつかったあと、一つ身のおくるみでくるみます。
誕生から3日目に袖のある産着を着せます。
今は病産院で全て用意されるので、退院の際がいよいよ産着を着せることになりますね。

産飯(うぶめし)
誕生直後に炊いたご飯を神様にお供えし、お下がりをいただきます。
今、この産飯をきちんとお祝いされているご家族は、どんな素敵なご家族なんだろうと想像してワクワク♡しています。

誕生から初節句まで

お七夜祝い(おしちや)
誕生から7日目に名前をつけ、お祝いをします。
[命名式]名前を付けるということで、社会の一員になることをお祝いします。

初宮参り(はつみやまいり)
初宮詣、お宮参りとも。
男の子は、誕生から31日目。
女の子は、誕生から33日目。
初めて神社にお参りし、誕生の報告と健やかな成長を祈願します。
ですが、赤ちゃんの体調を優先して、日数にこだわることは無いそうです。

お食い初め(おくいぞめ)
百日祝い、箸初め、歯がため等、地方により呼び名があります。
誕生から100日頃に大人と同じ食器で、赤ちゃんに食べさせる真似をし、お祝いします。

初節句
誕生後初めての節句は女の子3月3日、男の子5月5日です。
赤ちゃんの健やかな成長をお祝いします。
「おひなさま」「こいのぼり」は、いつの時代も微笑ましく、心が温かくなります。七五三参り

七五三参り

11月15日。
3歳の男女。
5歳男の子。
7歳女の子。
今では[数え年齢][満年齢]どちらもあるようで、地方によっても異なるようです。
神様に成長の感謝とこれからの無事を祈願します。

下記のどの儀式も平安時代から伝わり、現在は七五三としてお祝いをしています。
3歳・・・髪置(かみおき) 白髪になぞられた白糸などを頭上に置いて長寿を祈願しました。
5歳・・・袴着(はかまぎ) 初めて袴をはかせ成長をお祝いします。
7歳・・・帯解(おびとき) 着物の付けひもをとって、初めて普通の帯をしめ、新しい成長段階に入ったことをお祝いします。

今では11月15日にこだわらず、
10月から12月にかけて、
お子様の体調、親様祖父母様のご都合のいい時に参拝される方が多いそうです。
我が家の次男は疲れ切って、ブスーっとした写真が残っています笑十三参りから成人式

十三参り

数えで13歳になる男女が、
旧暦の3月13日前後[今の3月13日から5月13日]に厄除け祓いをしてもらい、開運を祈願します。
これは関西地方で盛んに行われています。
私は関西出身ですのでお参りしました。
息子たちはしていませんが、元気です笑

成人式
今までは1月第2月曜日に20歳になった男女が、無事に大人の仲間入りが出来たことを報告します。

令和4年4月1日、法改正により18歳に成人年齢が引き下げられます。成人式はどうなっていくのでしょうか…。

その他の人生儀礼

このような節目とともに、「厄年」「年祝い」という節目を『人生儀礼』としています。
「厄年」「年祝い」については、また別の機会にお話させてくださいね。
とてもざっくりとお伝えしましたが、地方によっては1歳でお餅を背負わせるお祝いがあるなど、それぞれあります。
ぜひ、ご両親様やご祖父母様に「我が家の人生儀礼」についてお聴きになってみてください。
長い時を経て伝わってきた先人の生きる知恵がそこにあるはずです。
ご自分の代で終わらせるのは、単純にもったいない!!

おこたんの豆知識 いかがでしたか?
わかっているようで、わかっていない事って案外あるものですよね。
ほんの少しでもお役に立てたなら幸いです♡

ではまた、ゴロゴロしに遊びきてくださいね♡

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